方 丈ほうじょう

方丈

中興耳峯玄熊和尚が再建し、その後慶長六年(1601)黒田如水くろだじょすい長政ながまさにより肥前名護屋城の旧館を移築した。黒田如水・長政の修理の棟札が現存しています。

現存の方丈は僊厓(仙厓)時代には雨漏りがひどく再三修復の要請を黒田藩にしましたがかなわず、僊厓禅師の死後、棟が崩落し、再建修理がされたのは弘化2年(1845年)であった。その後、昭和5年(1930年)、昭和62年(1987年)にも改修がなされた。

方丈の内、回廊の中央には後鳥羽上皇の宸翰しんかん「方丈」が掛けられている。その両側には、深見玄岱げんたい筆の安山十境の木額が掛けられている。方丈は聖観音菩薩像が祀つられている。

本尊

本尊

昇り竜と降り龍

昇り竜と降り龍

木魚

木魚

内部全景

内部全景

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