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柳家さん喬 やなぎやさんきょう

古典の人情噺や滑稽噺を得意とする実力派。人物描写や背景をていねいに演じ、物語に奥行きと味わいを与える話芸に定評がある。また日本舞踊を得意としており、高座での美しく折り目正しい所作も魅力の一つ。
得意とする演目は「片棒」「そば清」「百川」「井戸の茶碗」「棒鱈」「幾代餅」「天狗裁き」「柳田格之進」「芝浜」など。古典落語のみならず、一番弟子の柳家喬太郎が手掛ける新作落語を演じることもある。小さん門下の柳家権太楼と親交があり、鈴本演芸場や末広亭での二人会は高い人気を集めている。
2006(平成18)年から毎年、アメリカのミドルベリー大学夏期日本語学校に招かれ、落語を通じて日本文化を紹介する活動を展開。2013(平成25)年、『さん喬十八番集成―柳家さん喬独演会』などでの成果が評価され、芸術選奨文部科学大臣賞・大衆芸能部門を受賞した。

柳家さん喬 プロフィール

1948年8月 東京本所生まれ
1967年 五代目柳家小さんに入門(前座名 小稲)
1972年 二つ目昇進 さん喬と改名
1981年 真打昇進
1984年 国立演芸場金賞受賞
1986年 選抜若手演芸大賞真打部門大賞受賞
1987年 文化庁芸術祭賞受賞
1994年 第十一回浅草演芸大賞新人賞受賞
2001年 落語協会 理事就任
2006年 落語協会 常任理事就任
2012年 芸術選奨 文部科学大臣賞受賞

露の新治 つゆのしんじ

元来、落語家になりたかったが、「芸人は堅気(かたぎ)の仕事ではない」とのこだわりから、サラリーマンやら家業の手伝いをするが、奈良の夜間中学設立運動に関わり、やりたいことをやるべきだ」と教えられ、落語家となる。
昭和57年1月1日、露の五郎兵衛に入門して新次→新治に改める。また、夜間中学設立運動に関わる中で学んだ人権感覚を生かして、「新ちゃんのお笑い人権高座」を口演(大好評)。
日本全国、北は北海道から南は九州沖縄まで(本当に!)、人権講演会で駆け回る。2015年、人権高座の功績が認められ第6回奈良人権文化選奨受賞。同じく2015年、「露の新治寄席」の成果により第70回文化庁芸術祭賞優秀賞受賞。


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